引き寄せの法則との出会い

 

欲しい物があったら、一度手放してみなさい。

手元に戻ってくればあなたのもの。

戻ってこなければ、はじめからあなたのものではなかったということ。

 

この謎の名言(と私は呼んでいます)は何かのカードゲームに書いてあったテキストです。
私は昔、これを読んだ時に非常時感銘をうけたのを覚えています。

なぜ、欲しい物を欲しいと願ってはいけないのだろう?

なぜ、一度手放すのか?

どうして戻ってくるまで待つのか?

 

当時の私にはこのことがわかりませんでした。
人生の知恵と言うよりも、謎めいた文章という意味で記憶に残っていたのです。

何故だろう・・・・

そう思っていながら、頭のどこかにこびりついたまま、何年も時間が過ぎて行きました。

そして今、引き寄せの法則を学んだ今、その意味が少しづつわかってきた気がしました。

さらに引き寄せの法則に一度挫折して、そこから様々なアプローチを掛けてからよりわかった気がします。

この名言は、私が記憶している限りでは最初に触れた、引き寄せの法則への招待だったのかもしれません。

 

引き寄せの法則と謎の名言

何かを欲しがる・・・・というのはどういうことでしょうか?
私にとって、これはとても自然なことでした。

「〜が欲しい」

日常茶飯事で、いつものありふれた感情、考え方です。
みなさんもそうではないでしょうか?
「〜が欲しい」と思うときはそんなに珍しいことですか?

少なくとも自分にとっては当たり前の、発生しても何の疑問もわかないものでした。
一度「〜が欲しい」という感情が発生したら「欲しいな欲しいな」とそのことを考え続けていました。
名言を知った当時、そうして手に入ったものもあれば、入らなかったものもあります。

当時の私は、その違いについて全く考えませんでした。

「〜が欲しい」と思い続けて手に入ったものと、そうでなかったもの。

それらは単に運の善し悪しで決まったと思っていました。

 

それからしばらくして、欲しいと思ったものが手に入る確率はガクッと下がりました。

欲しいと思ったものが手に入りません。

それでも自分は特に何も感じませんでした。
もちろん手に入らなかったことに関してはガッカリはしましたが・・・・

それでも運が悪かった・・・人生そんなもの。
そう思っていました。

思った所に就職できなかった。
労働環境に恵まれなかった。
仕事の進みが、人間関係がうまくいかない。

望んだ通りにならないことが当たり前になっていました。

私はいわゆる、中小同族ブラック企業に居りましたので、それらが当たり前だと思っていました。
サービス残業に、パワハラにモラハラ。
それらが当たり前だと思っていました。

だってそうでしょうう?
一番仲の良い助けてくれる先輩ですら、これが当たり前、これが普通。
そう言って慣れることを勧めてきましたから。

今思うと、考えると辛いから何も考えないようになれ。

そう言っていたようにも聞こえました。

それからしばらくして、私はその会社を辞めました。
辞表を出すよりも先に、家で自殺も考えました。

本当に生きていたくなくなっていました。
自殺なんかより、辞表のほうがよっぽどいいのですが、それでも当時は自殺を考えていまいた。
どうも会社を辞めるという選択肢は無かったようです。

会社をやめてしばらくは転職活動をしていました。
そうしないと食べていけないからです。

そして、当然のように見つかりませんでした。

しかし、ある時を境にあっさり見つかりました。

それは、就職することを諦めた時です(笑

冗談のようですが、結構切実でした。
何処もかしこも不採用。
段々と厳しくなる周りの目。もう底が見えている貯蓄。

これらの現実を前に、私は職を諦め、そしてダメになったら死のうと決意していました。
そう決心すると、職に就くなど余計なことはせずに最期の時まで平穏に過ごそうとしました。
平穏に過ごす以外、お金もない自分にはできなかったからです。

この時でした。平穏な日々を味わうために、普段ではできなかった書店巡りをしていました。

そこでふと、目に止まったのが引き寄せの法則の本です。

これを読んだ自分は、潜在意識が、心の深いところが間違った焦点にあたっていることを痛感しました。

だからこそ、諦めたのです。

今思えば、どうせ死ぬのだから別にいいや、と言う思いがあり、漠然と諦めていた職を完全に諦めたのがトリガーだったのではないかと思います。

それから何日か経ったある日、登録していたサイトの営業から連絡があり、今の会社に紹介されました。
子会社ですが、コンプライアンスを守り、以前の中小同族とは天と地ほど差があります。

こんな人生を変えるような(だって自殺を考えていましたから)ことがあっても、
やはり当時の自分は運が良かった・・・程度にしか考えてなかったようです。

このあたりで引き寄せの法則のことを完全に忘れていたようです。

本当にどうしようもないダメ人間です(笑

 

引き寄せの法則との再開

そしてさらにそれから数年後になります。

突然に、しかし自然に引き寄せの法則と再開します。

別に運命的なものでも何でもありません。

書店の平積みされているコーナーでたまたま見かけただけです。

本当に売れていたのか、在庫が余っていたのかどちらかでしょう。

名前自体は知っていましたので、また流行の自己啓発の一つになったのか・・・程度にしか考えていませんでした。

しかし、今までの体験を踏まえた上でこれらを読んでいくにつれて、今までの出来事が氷解して行きました。

特に、冒頭に書いた謎の名言が、その時記憶の底から音をたてて浮上してきたのです。

ひょっとしてあの時も、手放したから手に入ったのではないか?

いや、自分の潜在意識の焦点が・・・・

そもそも、なぜ手放すことが実現につながった?


このことがきっかけで、引き寄せの法則にのめり込んでいくことになります。

そしていまに至るまで、そして効果を実感している今も、引き寄せの実践と改良を続けているのです。