“しなくてはいけない”と潜在意識


◆"しなくてはいけない"と潜在意識

"しなくてはいけない"と自分に対してしたくないことを強制し続けて、最終的に失敗してしまう。
これは日常の中で比較的経験することが多いことではないでしょうか。
しかし実際の生活の中で、自分に対してしっかりと掘り下げて考えたことはあるでしょうか?
"しなくてはいけない"とは一体何でしょうか?

私の場合は嘘をつき続けてそれが当たり前になってしまい、とうとう嘘をついているという感覚がなくなっていました。
(おそらく潜在意識を、潜在意識からのメッセージを完全に無視するようになったということでしょう。
潜在意識と完全に敵対している状態と言えるかもしれません。)
例えば仕事でサービス残業をする時に、当然私は「嫌だな、どうしてやらなきゃいけないんだ?」と思っていました。
そして無視して帰るか、きっちりと残業を記入して帰るかしようと思っていました。
しかし社会人だからサービス残業を"しなくてはいけないんだ"、と押し付けて嫌々サービス残業をしていました。
以前の会社は、事務系の仕事は残業にカウントしないと言う独特のルールが有りました。
これのせいで残業自由の大半を占める事務での残業は無給になっていました。
しかも上司もこれを当て込んで、記録に残らない時間があるならその時間に仕事をさせたほうがいいじゃないか!と考えているようで、"サービス時間"に事務をすることを推奨していました。

◆“しなくてはいけない”の正体

そんな現実に対して自分の取った行動が、"しなくてはいけないんだ"と自分に押し付けての現実逃避でした。
物凄く嫌で嫌でしかたがないのに、放り出して帰りたいのに、もしくは残業代を請求したいのに!

そんな自分の"本心"を押し付けていたのが自分に対してついていた嘘でした。
嘘を押し付け続けて、自分の思った行動(無視して帰ったり、残業代請求)ができない事を隠し通していました。
怖くて行動ができない理由が欲しかったのかもしれません。

 

こうやって自分に対して嘘をつき続け、"しなくてはいけない"を続けていくことはどういうことでしょうか?

しなくてはいけない、と言うことは他人に強制されて自分では決めていない状態です。
つまり自分の行動ではないため責任を持っていない。
責任など自分に存在しない状態だと自分で設定しています。
自分の行動に責任をもっていない状態の仕事ぶりがどんなものかは、皆さんはすぐに想像がつくと思います。
可能な限り手を抜いて、適当になります。
それはもう徹底的に手を抜いて、できるだけ早くこの地獄から逃れることを目標にしてしまいます。

今回のサービス残業の例だけでなく、あらゆることにこれが当てはまるのではないでしょうか?
会社から押し付けられた資格勉強、禁煙、禁酒。
あるいは働くことそのものかもしれません。
働かなくてもニートができるのに、親が働けというから。
こんなところで働きたくないのに、他に働くところがないから。

(ちなみに自分には禁煙・禁酒以外だいたい当てはまります。)

しなくてはいけない。これを止めて見ませんか?

そんな事できるわけないよ!!

 

本当でしょうか?"しなくてはいけない"はそもそも本当に正しいことなのでしょうか?

例えば先程の例のサービス残業。
これを断ることも、残業代を請求することも出来たわけです。
ここを止めて別の職場に行く事もできるわけです。
そもそも働くことを選ばない、働かない事も選べたわけです。

◆実は存在しない“しなくてはいけない”

"しなくてはいけない"と言うことでは実は無いのです。

ですがすぐに皆さんはこう思うのではないでしょうか?

「だったら生活はどうするんだ!生活保護の世話にはなりたくない!」
「それでも私は今の職場で働くしか無いんです!!」
「そんな恐ろしいこと自分にはできません!」

そうです。気がついた方もおられるかもしれません。
強制されたのではなく、複数ある選択肢の中からあなたが選んだのです。
"しなくてはいけない"はあなたが選んだ選択肢だったのです。

これに気がつくことが、潜在意識を認めてメッセージを聞く準備をする第一歩です。
"しなくてはいけない"という事はじつは存在しません。

言うまでもなく、これが今の私達にとって最善で理想の状態ではありません。
しかしここの段階でようやくスタートラインイン立てたのです。

現状を認め、潜在意識に耳を傾けて、ようやくスタートラインに立てたのです。
潜在意識に耳を傾けなければ、潜在意識の活用などできるはずもありません。

潜在意識の活用を目指すのでしたら、"しなくてはいけない"ということを一度考えてみてはいかがでしょうか?