情報を捨ててみよう!

 

◆頭の中身を考えてみよう

頭の中身、と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
頭の中にあるのは・・・

1・当然脳が入っているに決まっているよ

2・○○を考えているよ(〜と思ってるよ)

私の周りではこの2通りの解答が大半を占めていたのを覚えています。
もちろん両方正解なのですが、1と答えるか2と答えるかで結構人がわかれていたのが印象的でした。
はっきりとは分類できないのですが、1と答えそうな人、2と答えそうな人がはっきりと分かれていたのです。
そして、この質問を思いついた時に「あ、この人は1と答えそうだな。」と思った人は大体が1と答えていました。
もちろん外してしまった人もいるのですが、意外とこういう質問では普段の人柄とか性格とかその辺りからなんとなく予想できてしまったものです。

皆様の周りではこの質問をした場合、周囲は誰がどのような解答をすると予想されますか?
何人か考えてみると、以外な共通点や接点が見えてくるかもしれません。

◆なぜあなたは○○と思うのか?

上記の場合、回答した人は事前に「頭の中身」について情報を得ているから回答することが出来ました。
(あるいは一度以上自分で考えたか、同じ質問をされたか。)

あなたが何かを判断するときには、あなたはどう考えるでしょうか?
上記の質問で1を答えた人を例にとって考えてみましょう。

私「頭の中身は何でしょう?」

あなた「頭の中身? ずいぶん抽象的な質問だね」

私「まあね。で、中身は何だと思う?」

あなた「頭の中身・・・。ああ、生物(保健や医療系)の授業で習ったことがあるな。頭の中身。それは脳が入っている。」

私「なるほど。」

多少の違いはあるでしょうが、大体似たような感じで1という結論になります。
この場合は事前に得ていた情報、「生物(保健や医療系)の授業」で得ていた知識によって1という結論になりました。
もちろんテレビや図鑑で見たから、などいろいろな場合があると思います。

では、2と答えた人は?

私「頭の中身は何でしょう?」

あなた「頭の中身? ずいぶん抽象的な質問だね」

私「まあね。で、中身は何だと思う?」

あなた「頭の中身・・・。ああ、以前読んだ自己啓発の本に頭の中身を替えましょうってあったな。つまり何を考えているか?ということか。なら私は○○と思っていますね。」

私「なるほど。」

という感じで「脳が入っている」ではなく「今考えていること、思っていること」を答えたのです。
大まかに分けて、物質的(=脳が入っている)に答える人と精神的(=思っていることを答える)に答える人にわかれることになります。
物質的と精神的、この2つは完全に対局にある全く異なるものですね。
同じ質問で何故ここまで離れた回答が出てきたのでしょうか?

◆ここまでの違いは何故起こる?

ここまでで、回答をするまでのプロセスを例示してみました。
もちろん、あなたもあなたに質問を受けた人もここで出した考え方とは違う道筋をたどるでしょう。
しかし1,2どちらかの回答になるのではないでしょうか?
道筋が違うのに回答は同じ。
つまり考え方が違うということです。
では、その考え方の違いというものはどこから来るでしょうか?

例文を読んで気が付かれた方もいるかも知れませんが、今までに得た情報の違いによってその考え方の道筋が変わってくるのです。

◆日常は判断の連続です

あなたの日常で判断をしない日というのは存在しないのではないでしょうか?
たとえ引きこもって1人で暮らしていても、必ず判断をする必要が出てきます。

関連項目:間違った決断とは?

その時に重要になるのが情報です。
最初の質問でも、今までに蓄えた情報を元に回答をしているのがわかると思います。

つまり、あなたの日常の判断=日常生活は情報によって左右されています。

そんなの当たり前だ。たしかにそう思われるかもしれません。
しかし無意識に反射的に判断してしまっている場合、その当たり前と思う間もなく操られてしまっているのです。

◆無意識や反射的な判断

何度も何度も頭に刷り込まれてしまうと無意識や反射的な判断をしてしまいがちです。
例えばコンビニやスーパで、歯磨き粉を買うとします。
あなたは「歯磨き粉を買う」ということ以外は、メーカー等は一切決めていない状態です。
その時に売り場にやって来ました。
そうするとどんな商品を買いますか?

おそらくですが殆どの人が、
・取りやすい位置に並んでいる
・一番多く並んでいる(スペースをとっている)
・売り込みのポップやポスターなどがある
・テレビで宣伝していた

という条件で決めてしまうのではないでしょうか?
そして、これらの条件で反射的に「ああ、これは良い製品だ」と思って買ってしまうのです。

果たしてそうでしょうか?

・取りやすい位置に並んでいる
・一番多く並んでいる(スペースをとっている)

ですが、本当にこれは売れている製品のすることなのでしょうか?
ひょっとしたら何か問題があってそのお店に大量に余っているのかもしれません。

・売り込みのポップやポスターなどがある
・テレビで宣伝していた
こちらはどうでしょうか?
宣伝などには多額のお金がかかります。
そんなにお金をかけてまで宣伝したいのだから、きっと良い製品に違いない!
果たしてそうでしょうか?

ひょっとしたら製品開発に失敗して、予定通りの性能や効果が出せず最後の頼みの綱として宣伝することにした失敗作かもしれません。
本来なら圧倒的な効果や性能で売るはずが、中途半端どころか大失敗。
そこで何とか売りさばくために宣伝に活路を見出した・・・・と言う可能性もあるのです。

◆まずは今の情報を捨ててみよう

ですので、もしいまの日常生活に「行き詰まった」「うまくいっていない」と考えている方がおられましたら、ほぼ間違いなく日常生活=判断の連続においてエラーが発生しています。

そしてそのエラーの原因こそが情報である可能性が高いのです。
それが超期間に及んでいる場合、それは潜在意識という最も深いレベルに根ざしてしまっているかもしれません。
この機会に潜在意識に目を向けてみてはいかがでしょうか?